気仙沼線(2)切断され、運び出された2942D
南気仙沼から南下すると松岩付近から気仙沼湾に沿って走る。松岩の標高は1.7m、次の最知が2.6mである。地震発生時、この2つの駅間に気仙沼発小牛田行き普通2942Dが走っていた。キハ48×2両。当初行方不明と報道された列車である。この列車のニュースはほとんど聞かなかった。乗客乗務員が避難したのち、築堤上に停止していた車両は、すぐ横の水田に押し流された。
5月27日、現場で半分に切断され、運び出された。
右手が海。駅横の倉庫のような建物がすべて津波を被った様子。 撮影/編集部 5月1日
左が海。海はすぐ目の前だが、林があって見えない 撮影/編集部 5月29日
手前に線路があり、線路の後がすぐ海。車両は築堤上から押し流された 撮影/編集部 5月1日
水田に押し流された車両を切断、トレーラーで運び出される 撮影/編集部 5月28日
【関連動画】
気仙沼線 松岩~最知(YouTube日本鉄道旅行地図帳チャンネル)
気仙沼線
<投稿日:2011年09月12日>
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