ジョン・ネイスン

1940年生れ。ハーバード大学卒。文学博士。ハーバード大学の学生時代に日本語に興味を持ち、卒業後、東大国文科の大学院で日本語を学ぶ。研究者・翻訳者としてだけでなく、映画作家として主にドキュメンタリー映画の分野でも才能を発揮。1981～82年度のエミー賞を受賞。著書として『ソニー　ドリーム・キッズの伝説』、訳書として、三島由紀夫『午後の曳航』、安部公房『赤い繭』『棒』、大江健三郎『個人的な体験』『死者の奢り』、太宰治『ロマネスク』などがある。現在、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校教授。