日本人の5人に1人が75歳以上の後期高齢者に……
「2025年問題」で始まる医療崩壊の「実情」と「対策」
週刊新潮 2025年2月6日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/01/30 |
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JANコード | 4910203110252 |
定価 | 510円(税込) |
「2025年問題」で始まる医療崩壊の「実情」と「対策」
▼介護施設&ヘルパー不足により「介護離職」増加
▼自分と親が「要介護者」にならないためにすべきこと
「中居正広」の歪んだ人生
▼『ビー・バップ・ハイスクール』に憧れたデビュー前夜
▼「女子アナ」「歌姫」「振付師」 派手な女性遍歴でも結婚できなかった原因
▼総資産「20億円」超で引退後はどんな生活を送るのか
独裁者「日枝久」取締役相談役の大罪
▼「楽しくなければテレビじゃない」で組織が腐った
▼クーデターで権力を奪取した「出世物語」
▼番組のキャスティングにも影響力
赤澤亮正大臣の“困った評判”と“面従腹背”
矢口容疑者の犯行動機のウラに「借金苦」と「アル中」
藤森宮内庁長官を激怒させた朝日の“病名報道”
「認知症」を予防する「歯」の超健康術
▼新「ママタレ」の女王 藤本美貴が大人気の3つの理由
▼「AI投資」に異議 イーロン・マスクが問題視した孫正義の懐事情
▼NHKの目玉番組に大抜擢 「江原啓一郎アナ」の顔面流血事件
▼特別な存在だったという横浜流星の『二コラ』モデル時代
▼「多様性推進」もうやめた
▼成田空港反対派に“売店”
▼大谷批判で「水原一平」が
▼大河も朝ドラも「見上愛」 ほか
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/北原里英
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 石田重廣 夢グループ代表取締役社長
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/大石 圭
▼Bookwormの読書万巻/西崎 憲
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
日本人の5人に1人が75歳以上の後期高齢者に……
「2025年問題」で始まる医療崩壊の「実情」と「対策」
年が明けてひと月が経つ中、我々に重大な危機が忍び寄っていることをご存じだろうか。その名もズバリ「2025年問題」──。今年は少子高齢化に悩む日本で後期高齢者がいっそう増す節目にあたる。起こり始めた医療崩壊や介護現場の大混乱の実情と対策とは。
フジテレビに居座る
独裁者「日枝久」取締役相談役の大罪
10時間超に及んだフジテレビの「やり直し会見」。繰り返し質問が飛んだのは、長らく君臨してきた日枝久・取締役相談役(87)についてだった。居座りを決め込んだ独裁者による支配はいかに組織を蝕み、今回の事態を招くに至ったのか──徹底的に検証する。
石破首相の最側近を不安視する声が……
赤澤亮正大臣の“困った評判”と“面従腹背”
昨秋の衆院選での惨敗を受け、初めての通常国会に少数与党として臨む石破政権。法案・予算案成立に野党の協力が欠かせず、支持率停滞も続く難局の中、首相を支える最側近に対して目下、「獅子身中の虫だ」とその言動を危ぶむ声が地元で上がっているのだ──。
歯が減ると要介護認定リスクが1・2倍にも
「認知症」を予防する「歯」の超健康術
噛み、すりつぶして、食べる。そして話す。「口」が果たしている役割は大きく、口腔環境の健康を保つことこそが長寿の基本とされてきたが、実は認知症予防においても口の健康が非常に大事で、とりわけ65歳以上の人は要注意だという。ボケたくなければ歯が命。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。