自民党の落日
辞めない「石破」のオフレコ肉声と
やる気満々「高市」の苦境
週刊新潮 2025年8月14・21日夏季特大号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/08/07 |
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JANコード | 4910203130854 |
定価 | 特別定価560円(税込) |
辞めない「石破」のオフレコ肉声と
やる気満々「高市」の苦境
▼終戦“見解”に「歴史認識を変えるとかはしない」
▼高市がなぜか若手議員に靴下プレゼント
古川禎久元法相(60)が激白 「下野」と「新しい連立相手」
農水官僚「天下り」の酷すぎる実態
ノンフィクション作家 奥野修司
銀幕が映し出した戦争映画80年史
「近衞文麿」曾孫の独白
昭和天皇「訪米会見」の真実
櫻井よしこ×橋本英二 日本製鉄会長
▼不倫報道で消えたNHK「畠山衣美アナ」はどうしている?
▼6年ぶり「二泊三日地方ご訪問」でも雅子皇后の不安
▼伊東市在住25年 「関口知宏」が田久保市長に言いたいこと
▼スタンフォード大「佐々木麟太郎」 絶不調の陰で囁かれる問題
▼「0対22」コールド負けで「PL学園」野球部が完全消滅へ
▼御巣鷹山事故から40年 坂本九を亡くした妻・柏木由紀子の今
▼『べらぼう』出演で芸人「ひょうろく」が明かした“撮影秘話”
▼米殿堂入り会見で「イチロー」が口にした地獄の「愛工大名電時代」
▼内田有紀の20歳年下妹「澪奈」が告白“本当の姉妹仲”
▼「値上げなんて許せない」 評論家「佐高信氏」を襲った家賃訴訟
お盆で考える「墓じまい」10の手順
最新研究でわかった 「高齢者と血圧」の新常識
長嶋茂雄「スター伝説」
ケイダッシュ「川村龍夫会長」の芸能界半生
「悠仁さま」成年式に眞子さん“出席せず”
■■■夏休みお薦めガイド■■■
▼BOOK Selection
川本三郎/中江有里/大森 望/縄田一男
▼私のおススメ CINEMA
島 敏光/北川れい子/グレゴリー・スター/坂上みき
【候補作品発表】第二十四回 新潮ドキュメント賞
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER【最終回】/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 萩本欽一 コメディアン
■■■ コラム ■■■
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/榊原郁恵
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼掲示板 ▼結婚 ▼墓碑銘
▼コンフィデンシャル ▼文殊のストレッチ
▼黒い報告書/内田春菊
この号の中吊り
最新号PICK UP
自民党の落日
辞めない「石破」のオフレコ肉声と
やる気満々「高市」の苦境
石破茂首相(68)本人によるオフレコの肉声からは、続投と退陣の間で揺れ動く、本音が読み取れる。一方、“保守復権”を掲げて自民党総裁選出馬に意欲を示す高市早苗前経済安保相(64)もポスト石破の最右翼と目されながら、党内では苦境に立っているという。
戦後80年
75年9月、皇居で外国人記者から戦争責任を問い質され──
昭和天皇「訪米会見」の真実
戦後の日本の立ち位置を決めた分水嶺があるとすれば、それは1975年の昭和天皇「訪米」だった。反日感情が色濃く残る中、政府は外国人記者との会見で打開策を模索する。その背後で行われた乾坤一擲の駆け引きを、ジャーナリスト・徳本栄一郎氏が解き明かす。
【特別対談】
櫻井よしこ×橋本英二 日本製鉄会長
「USスチール買収」の舞台裏と対中戦略
風雲急を告げる日米関係において唯一の朗報といっていいだろう。米・鉄鋼大手「USスチール」の買収を完了した日本製鉄は、いかに超大国と渡り合ったのか。その舞台裏と今後の対中戦略を、同社の橋本英二会長がジャーナリストの櫻井よしこ氏に明かしてくれた。
日本高血圧学会が目標血圧を130に引き下げ
最新研究でわかった 「高齢者と血圧」の新常識
日本高血圧学会が6年ぶりに高血圧の治療指針を改訂した。75歳以上の降圧目標をこれまでより10ミリHg引き下げたことで、現在4300万人いる患者数も一気に増える。もっとも、その背景にある研究データを紐解くと、新たな「血圧の常識」が見えてくる。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。