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海辺のカフカ 下

村上春樹/著

1,980円(税込)

発売日:2002/09/12

  • 書籍

十五歳になったとき、少年は二度と戻らない旅に出た。

誕生日の夜、少年はひとり夜行バスに乗り、家を出た。生き延びること、それが彼のただひとつの目的だった。一方、ネコ探しの名人であるナカタ老人も、何かに引き寄せられるように西に向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて――。村上春樹待望の書き下ろし長編小説。

  • 舞台化
    久光製薬 カルチャー・スペシャル『海辺のカフカ』(2014年6月公演)
  • 舞台化
    海辺のカフカ(2012年5月公演)

書誌情報

読み仮名 ウミベノカフカ2
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 432ページ
ISBN 978-4-10-353414-3
C-CODE 0093
ジャンル 文芸作品
定価 1,980円

著者プロフィール

村上春樹

ムラカミ・ハルキ

1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。

村上春樹 Haruki Murakami 新潮社公式サイト

判型違い(文庫)

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