北海道

 室蘭本線虎杖浜という駅があります。長万部方面から来ても、札幌方面から来ても、そろそろ退屈してくるあたりでしょうか。虎、杖、浜の組み合わせは、想像を掻き立てる漢字です。しかも私は長い間、「浜」ではなく「兵」だと思い込んでいました。
「浜辺に倒れていたアイヌの兵士に、通りかかった虎が杖を貸した伝説から、これが地名となり、駅名もこれによった」などという解説があったら信じてしまいそうですが、これは私の創作です。

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2013年06月28日   北海道   タグ : 似たもの駅舎, 千歳線, 室蘭本線, 駅舎の話

 地名や駅名は「ネタの宝庫」で、これに関連した本はこれまで無数と言ってよいほど刊行されています。また本にならないまでも、個人で駅名を楽しんでいる鉄道ファンは多いのではないかと思います。この週末に「小心火車」さんが投稿された写真もその例でしょう。話題としては、時期違いのような気もしますが、実は早めに計画を立てておかないと、年末になって慌てても間に合いません。

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2013年06月24日   北海道 / 東北

 歌志内線は北海道でも、いや全国でもかなり早く開通した路線です。歌志内の石炭を運び出すため、明治24年7月に開通しました。開通時には砂川歌志内間に駅はなく、5年後に神威が開業。残りの4駅は戦後に開業しました。砂川方から焼山文殊西歌神威歌神歌志内の順番に駅が並んでします。どれもいわくありげです。

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2013年06月20日   北海道   タグ : 歌志内線, 駅名

 昨日、北海道の廃線駅舎の写真をアップしました。アップしたのは、 胆振線 富内線 万字線幌内線 上砂川支線 歌志内線夕張線支線です。いずれもRGG様からお借りした写真です。 胆振線の倶知安寄りの駅は、夜の写真が何枚かあります。廃線跡巡りは、自分で歩くのも、他人の紀行文を読むのも大好きです。全国あちこちで廃線跡を実際に歩いていますが、北海道では歩いたことがありません。秋口に千歳線の旧線を歩いたら気持ちいいのではないかと前々から考えてはいるのですが。

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2013年06月19日   北海道   タグ : 函館本線, 駅舎

  函館本線東森駅は、通称砂原回り線の駅です。砂原回りの前身となる渡島海岸鉄道にも東森という駅がありました。その鉄道名にロマンチックな印象を勝手に抱いていましたが、この鉄道の写真や切符などは見たことはありません。それはともかく、この駅は 『百駅停車』に「鄙にも希なモダン駅舎」として登場します。

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  『百駅停車』(小社刊)は相変わらずじわじわ売れています。この本の取材で筆者の杉﨑行恭さんと駅をめぐるうちに、その面白さに嵌まってしまいました。列車の撮影と違って、その場所に行けば駅はあるので、撮影には苦労はありません。しかし、何駅かを撮影しなければならないとき、夕方近くになってバタバタしはじめます。日が暮れるまでに撮り終えないと、と焦ります。

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2013年06月12日   北海道 / 東北   タグ : 岩内線, 松前線, 津軽線, 海峡線, 瀬棚線, 駅舎

 駅スタンプの嚆矢は、昭和6年の福井駅とこのブログで書きました。福井駅長考案のものだということです。では鉄道スタンプの起源となると、いったいいつのことになるのでしょうか。6月2日に「日光牛車鉄道」さんが青函航路のスタンプを投稿されています。これは昭和4年の「北海道樺太視察旅行」なるツアーの栞に押印された津軽丸のスタンプです。旅の記念にスタンプを押すという行為は、昭和6年以前からあったという証明ですね。

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2013年06月05日   北海道   タグ : スタンプ

 駅名に関する書籍は、これまで数え切れないほど出版されています。地名や姓名などとともに、いつの時代でも売れ筋であることがわかります。北海道の路線と駅について、簡潔にわかりやすく編集された書籍を最近手にしました。『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探求』(富士コンテム)というB5判の書籍です。平成16年の発行なので、10年近く前の刊行です。

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2013年06月04日   北海道   タグ : 万字線, 岩内線, 歌志内線, 渚骨線, 瀬棚線, 胆振線

 子供の頃から鉄道ファンだった者にとって、50歳を過ぎて未知の鉄道を知る体験はかなり刺激的です。鉄道地図帳を編集した恩恵とでも言ったらいいのでしょうか、未知の鉄道を知る機会がたくさんありました。先週、「小鉄道の姿と形」として洞爺湖電気鉄道のことを書きました。本線からちょろっと伸びる線に興味を惹かれる話です。室蘭本線ほど大幹線ではありませんが、北海道炭鉱汽船の大幹線とも言うべき夕張鉄道新二岐からちょろっと伸びていたのが、角田炭鉱の専用鉄道です。

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2013年05月30日   北海道   タグ : 角田炭礦

 『日本鉄道旅行地図帳』を企画したとき、サブタイトルとして「全線全駅」という文字を入れることは、最初から決めていました。悩みに悩んだのが、「全廃線」という文字を入れるかどうかでした。語呂もいいし、納まりもいい。鉄道をよく知る人たちに、強くアピールができる文字です。反面、編集する側の責任は重大です。最終的に、自分に「覚悟」を促す意味で、入れることにしました。

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2013年05月27日   北海道   タグ : 札幌, 馬鉄

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