昨日に続き『日本地理大系 北海道・樺太編』に掲載されている鉄道系の写真を紹介します。その前に昨日ご紹介しました「新田ベニア工場」は「新田ベニヤ工場」の間違いでした。読者の方からご指摘をいただきました。ご愛読、ご指摘ありがとうございます。
『日本地理大系』というシリーズが昭和の初めに改造社から出版されています。私の手元にその「北海道・樺太編」があります。昭和5年2月20日発行、518ページでほとんどのページに写真または地図・図表が入っています。特に写真の多さは目を見張ります。
先週、関東地方をオープンしたことで、ちょっと「疎遠」になってしまいましたが、北海道の国鉄廃止線の大半の駅に、駅舎またはホーム写真をアップしています。RGG様のご協力によるものです。ほとんどが1980年代前半に撮影された写真で、今となっては廃止直前の貴重な記録です。
Web日本鉄道旅行地図帳では、写真家の荒川好夫さんにお借りした国鉄JRの入場券数千枚を、順次Web上にアップしています。その中には写真や絵がついた「記念入場券」も数多くあります。すでに北海道の駅にはかなりの数の「記念入場券」をアップしました。なかでも松前線千軒駅の記念入場券のには、とても気になる絵と「エゾキリシタン殉教の地」と書かれています。
時刻表を熟読していた頃、臨時駅が開設されると、それなりに興味を持ちましたが、わざわざその臨時駅に行くことはありませんでした。どちらかというと特別なものより、日常を好む傾向があります。旅先でも日常を見たいという気持ちが強く働きます。
とはいえ、鉄道地図帳を編集してからは、臨時駅が気になる存在になったことも確かです。現在公開中の北海道・東北にも臨時駅がいくつもあります。