『百駅停車』に触発されて以来、駅舎のことを考えない日はありません。とはいえ、筆者の杉﨑さんのように長年駅を見つめ、建築史から駅舎を眺める知識はもちろんありません。この本の編集をするまでは、マンサードとファサードの違いなど知るはずもありません。駅舎を見ても、大きいとか、小さいとか、古いとか、新しいとか、子供のような感想しか浮かびませんでした。
Webの準備を始めたとき、ずっと気になっていた古いスタンプ帳を実家の屋根裏から引っ張りだしてきました。第1冊目のスタンプ帳もちゃんと出てきました。私が最初に駅スタンプを押したのは、関西本線伊賀上野駅、昭和46年3月14日でした。以来、中高生の頃は必ずスタンプ帳を持って出かけていました。大人になってからは、やや熱が冷めましたが、それでも時々押していました。それが最近またマイブームがやってきて、先日も夜遅くまで都内でスタンプを押し歩いてしまいました。押し始めるとやめられなくなります。
5月14日、鉄道旅行地図を公開しました。鉄道廃線地図には廃止された路線と駅も掲載されていますが、鉄道旅行地図には現在営業している路線・駅だけを掲載しています。北海道の場合は、廃線が多く、それだけ旅行地図はすっきりした印象になっています。
今日5月14日、北海道の鉄道旅行地図をアップしました。鉄道旅行地図とは現在ある路線と駅だけを掲載した地図です。これまでアップしていた廃線鉄道地図に重ね合わせてあります。右下の切り替えボタンで簡単に、2つの地図を行き来できます。とりわけ廃線の多い北海道は、旅行地図と廃線地図の対比は鮮烈です。鉄道の辿ってきた歴史を端的に示しているとも言えるでしょう。
正直に告白すると、駅や駅舎に興味を覚えたのはつい最近です。50歳を過ぎて鉄道の新しい分野に興味を持つとは思いませんでした。連休中には、福島交通の全駅を撮影してきました。乗ったり、降りたり、歩いたり、天気にも恵まれて楽しい1日となりました。
Web日本鉄道旅行地図帳は4月24日に本運転を始めました。会員も毎日少しずつ増え、投稿される写真やコレクションを楽しみに拝見しております。ご登録いただいて、まだ投稿されていない方々もいらっしゃるようなので、是非投稿してみてください。自分の写真やコレクションが所定の場所に嵌まっていくのは、なかなか楽しい体験だと思います。投稿されたら、是非コメントもお願いします。旅の思い出でも、収集の苦労話でもかまいません。一緒に楽しみましょう。