新潮講座「売れる読まれる鉄道企画」第3回は3月23日(木)です。講師は神奈川新聞文化部齊藤大紀さん。文化部でありながら鉄道記事も書いておられます。いや記事どころかイベント列車を走らせたり、車両保存まで手を広げておられます。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さっそくお知らせがあります。弊社の新潮講座で鉄道編集講座を開催します。1月から3月まで月1回、他社編集者をおき招して、私田中がお話を伺います。
題して「売れる読まれる鉄道企画」!! です。売れる企画? それがわかれば苦労はないよ、と突っ込まれそうですが、編集者は常にこの言葉にうなされています。もちろん私もうなされています。
昭和天皇が乗車した御召列車全列車を掲載した『昭和天皇御召列車全記録』を9月末に刊行しました。乗車記録のほか、写真や記事も掲載していますが、乗車した回数は私の予想を大きく上回わり、その分、写真や記事をかなり割愛せざるを得ませんでした。「記録」の一部を割愛することも何度か考えなくなかったのですが、ここは全記録にこだわりました。
『昭和天皇 御召列車全記録』は30日(金)発売です。 本書は昭和天皇が0歳から乗車した列車を時系列に並べる年表を主体とする構成になっています。「全記録」とは「全列車」と置き換えても差し支えありません。
先月8月、「お気持ち」を表明された今上陛下。82歳になられても、公務を続けておられます。先日は山形県鶴岡市の「豊かな海づくり大会」に臨席、JR羽越本線に御召列車が運転されました。E655系に特別車両(御料車)を挟んだ6両編成でした。