「猫」の最後に死んだはずが、目覚めたらなぜか上海にいた「吾輩」。そこへ飛び込んだ苦沙弥先生殺害の報、そして犯人はこの街に? 漱石文体を駆使した書下ろし1000枚、純文学をぶっ飛ばす奇想天外の大冒険ミステリー。
『吾輩は猫である』殺人事件(新潮文庫)
869円(希望小売価格)
配信開始日:2009/01/23
- 電子書籍
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」この一行に、大きな謎が仕組まれていたとは―。上海の街に苦沙弥先生殺害の報せが走り、猫の「吾輩」はじめ、おなじみ寒月、東風、迷亭に三毛子、さらには英国猫のホームズやワトソン、シャム猫の伯爵など、集まった人が、猫が入り乱れ、壮大な野望と謀議が渦を巻く。卓抜な模写文体とロマンで、日本文学の運命を変えた最強のミステリー。
書誌情報
読み仮名 | ワガハイハネコデアルサツジンジケンシンチョウブンコ |
---|---|
発行形態 | 電子書籍 |
電子書籍 価格 | 869円 |
電子書籍 配信開始日 | 2009/01/23 |