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7月から放送され、BS時代劇初回の最高視聴率を獲得した「薄桜記」。目の肥えた時代劇ファンの熱狂的な支持を受け、最終回を迎えたばかりの同ドラマが、異例の速さでNHK総合に再登場します。(10月18日午後8時より毎週木曜日、全11回)
原作は新潮文庫の『薄桜記』(五味康祐)。旗本随一の遣い手と言われながらも左腕を失い浪人となった丹下典膳(山本耕史)と、高田馬場の敵討ちで有名な堀部安兵衛(高橋和也)の二人の剣士の友情、そして典膳の元妻千春(柴本幸)をめぐる悲恋の物語です。
名作の誉れ高い「薄桜記」を見逃した方はチャンスです。もちろんもう一度観たいという人も、『薄桜記』を読んで、物語のさらなる深みをご体感あれ!
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ご存知「本屋大賞」と結婚情報誌「ゼクシィ」が共同で行った「突然 愛を伝えたくなる本」大賞に、桜木紫乃さんの『ラブレス』(単行本)が選ばれました。全国の書店員さんがノミネートした10作品の中から、「全部がここにある」「覚悟の1冊」「人の人生観を変える本」などの評を集めての大賞受賞です。
「ぶっちぎりで記憶に残る」傑作の内容は、ぜひこちらでご確認を。
「波」2011年9月号「もはや“悪魔的”。なんという小説なんだ……。」(村上貴史)
また今回、『センセイの鞄』川上弘美/著、『卵の緒』瀬尾まい子/著、『陽だまりの彼女』越谷オサム/著の新潮文庫作品も同賞にノミネートされました。10作品中4作品が新潮社の作品ということになります。
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今朝、駅のホームでOLらしき二人組のこんな会話を耳にしました。
A「ああ、アタシ変なこと言ってるね。ごめんなさい。まだ寝ぼけてるみたい」
B「全然大丈夫。朝は寝ぼけてないとつらいよ」
A「そうよねえ」
そのときは軽く聞き流したのですが、電車に乗ると何だかもやもやしてきました。「朝は寝ぼけてないとつらいよ」???
今月発売の新潮文庫『考えない人』(宮沢章夫)は、そんな「考えない人」たちの言動を巡るエッセイ集です。理屈を素通りして溢れ出す「考えない人」の言動。宮沢さんは「考えない人」をただあげつらうのではなく、「考えない」の肯定的側面を探ろうとしています。たとえば入院していたとき、お見舞いにウクレレを持って来た人を宮沢さんは…
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新潮社ホームページに「映画・テレビ・舞台化作品」をご紹介するページがあるのをご存知ですか? 今は「グスコーブドリの伝記」、「ぱいかじ南海作戦」、「トガニ―幼き瞳の告発―」など、近々公開される映画と、その原作本をご紹介しています。
もちろん近々だけでなく、もっと先の映像化情報も載っています。たとえば来年公開予定の亀梨和也さん主演「俺俺」、降旗康男監督の「少年H」等々。
新潮社の映像化作品のすべてをチェックできる「映画・テレビ・舞台化作品」ページ。映画が好き、本も好きという方なら、ブックマークに入れておいて損はありません!