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ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート―

今井佐緒里/編

770円(税込)

発売日:2008/08/13

  • 新書
  • 電子書籍あり

「真面目でキュート、でもちょっとヘンタイ?」意外とモテてる日本人!

「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)――。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。

目次
はじめに
第1章 「クール・ジャパン」へのまなざし
第一線に就く知日派「ツナミ」世代――オーストラリア
日本人よりも「日本通」な人々――ロサンゼルス
古都の街並みに吹き込む新しい風――イタリア
サンバと盆踊りの幸福なフュージョン――ブラジル
ドラマもお寿司もルック・イースト――マレーシア
「HENTAI」ポルノは世界標準――日本発AVソフト
第2章 「親日感」のさまざまな形
世界で一番の片思い――トルコ
「日本人のふりをする中国人」が出没!――トンガ
「日本式経営」から調和と寛容を学ぶ――シンガポール
皇室への親近感が架け橋に――オランダ
家電製品が作り上げた好イメージ――ドバイ
大公開! 「日本人取扱い説明書」――ニュージーランド
第3章 誤解と幻想を超えて
ノキア社員が目撃した「傲慢な日本人」――フィンランド
日本とイランを行きつ戻りつ――イラン
マンガは大好き! でも日本は知らない――ドイツ
陽気なイタリア人への正しい答えかた――イタリア
それでも音楽の都を目指す日本人残酷物語――ウィーン
日本語と英国人の距離を見つめて――イギリス
終章 もうひとつの「美しき文明」――日本に抱く夢――フランス

書誌情報

読み仮名 ニッポンノヒョウバンセカイジュウナナカコクサイシンレポート
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 224ページ
ISBN 978-4-10-610276-9
C-CODE 0225
整理番号 276
ジャンル 社会学
定価 770円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/07/27

蘊蓄倉庫

1カ国足りない!?

『ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート―』のオレンジ色のオビをご覧下さい。文字の上下に国旗が連なった模様が入っています。数えてみると、16カ国。でもサブタイトルには17カ国とある――。「なにかワケが?」なんてお尋ねを受けそうですが、これはあくまでもデザイン上の理由です。付け加えておきますと、1カ国を載せなかったわけでは決してなく、どれかひとつの模様が2カ国分を兼ねているのです。本書を読み終わったら、探してみてください。
掲載:2008年08月25日

担当編集者のひとこと

書き手19人が集まって

『ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート―』はとても贅沢な一冊です。というのは、世界各国に在住する19人の現地報告が読めるからです。この執筆者の数は、新潮新書ではもちろん、ここ数年の小社刊行物でも最多になります。
 企画を立てたのは、元編集者でフランス留学中の今井佐緒里氏(編著者)。それに応じて手を挙げた書き手の人たちには、実に様々な経歴があります。外国に生活の基盤がある人はもちろんのこと、執筆を本業にしている人もいれば、その傍ら現地の会社員、ホテルウーマン、大学の先生をしている人もいます。現地の人と結婚した人もちらほらと。その様々な眼こそが、本書を豊かなものにしていることは間違いありません。
 それぞれの文章を読む際には、ぜひ書き手のプロフィールにもご注目下さい。

2008/08/25

著者プロフィール

今井佐緒里

イマイ・サオリ

神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に入社。月刊誌編集部などで九年間勤務の後、退社。2001年渡仏、現在ニース大学法政治学科に在籍。異文明間の交流と、ヨーロッパ連合が変える世界観をテーマに研究を続けながら、執筆活動をしている。

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