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武満徹著作集〔4〕 音・ことば・人間 ほか

武満徹/著

5,500円(税込)

発売日:2000/06/09

  • 書籍

世界各地での〈音〉の体験を中核にして、人間精神と文化、社会と風土を多面的に考察した、文化人類学者・川田順造との往復書簡集「音・ことば・人間」。最も西洋的な総合芸術であるオペラの新たな理念と可能性を探った、大江健三郎との実験的対話「オペラをつくる」。異分野からの提言と示唆が響き合う豊かな世界。

目次
音・ことば・人間
オペラをつくる

音・ことば・人間
1 モシ族の村で  川田順造
2 今日、音楽は可能か  武満徹
3 抽象としての文化を超えて  川田順造
4 ものとしての音  武満徹
5 樹、そして伝えあい  川田順造
6 音楽の「時」  武満徹
7 音のエクリチュール  川田順造
8 風土と音楽  武満徹
9 異文化の認識をめぐって  川田順造
10 伝統と日本的なるもの  武満徹
11 歴史、国家など  川田順造
12 日本の音  武満徹

 あとがき

オペラをつくる
 まえがき  武満徹
I 世界のヴィジョンにねざしつつ
II 物語にむかって
III 劇的人物像をめぐって
IV 芸術家が未来に残すもの

 あとがき  大江健三郎

書誌情報

読み仮名 タケミツトオルチョサクシュウ04オトコトバニンゲンホカ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 武満徹著作集
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 364ページ
ISBN 978-4-10-646204-7
C-CODE 0373
ジャンル 文学賞受賞作家、音楽、音楽
定価 5,500円

著者プロフィール

武満徹

タケミツ・トオル

1930-1996。東京生れ。清瀬保二に作曲を師事。1951年、湯浅譲二や秋山邦晴らと芸術グループ〈実験工房〉を結成。1957年、東京交響楽団の委嘱で『弦楽のためのレクイエム』を作曲、以後、『テクステュアズ』『地平線のドーリア』『ノヴェンバー・ステップス』『遠い呼び声の彼方へ!』など次々に名作を発表。『砂の女』など映画音楽も精力的に手がけ、著書も多い。尾高賞、芸術院賞ほか、外国の賞も多数受賞し、20世紀を代表する作曲家と目されている。

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