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五重塔入門

藤森照信/著 、前橋重二/著

1,760円(税込)

発売日:2012/01/27

  • 書籍

スカイツリーはなぜ五重塔を手本にしたのか? 国宝の五重塔、全11塔を詳細に案内。

インドで生れた仏塔は、中国、朝鮮を経て、日本で特異な発達を遂げる。それが五重塔――スカイツリーにも採用された「心柱」とは一体何か? 大工の腕の見せどころは? 法隆寺、室生寺、東寺ほか、国宝の五重塔全11塔の歴史、工法、見どころを案内。日本の建築技術の結晶である五重塔に、私達が心ひかれるのはなぜか?

目次
人類はどうして
塔を立てずにはいられないのか
藤森照信

はじめに
私たちはなぜ五重塔に心ひかれるのか
前橋重二
|法隆寺|謎だらけの最古の塔
|海龍王寺|工芸的な、余りに工芸的な
|元興寺|模型か本尊か
|室生寺|すがすがしさの理由
|醍醐寺|調和と緊張
|海住山寺|動乱の世をはなれて
|明王院|繁栄の名残り
|羽黒山|神か仏か
|興福寺|1200年前から名所
|瑠璃光寺|戦国武士の墓標
|教王護国寺|空海の塔
卒塔婆からスカイツリーまで
五重塔2500年史
前橋重二

国宝五重塔の高さくらべ
五重塔はこうなっている
五重塔ができるまで 身延山久遠寺

書誌情報

読み仮名 ゴジュウノトウニュウモン
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 B5判変型
頁数 128ページ
ISBN 978-4-10-602229-6
C-CODE 0352
定価 1,760円

著者プロフィール

藤森照信

フジモリ・テルノブ

1946(昭和21)年長野県生まれ。建築家。東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長。著書に『建築探偵の冒険・東京篇』(サントリー学芸賞受賞)など多数。

前橋重二

マエハシ・ジュウジ

ライター。1953年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。美術雑誌、自然科学書などの編集にたずさわる。2007年より「芸術新潮」ワールド欄に寄稿中。著書に『フェルメール巡礼』『五重塔入門』(ともに新潮社とんぼの本)。

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