成功は一日で捨て去れ
1,540円(税込)
発売日:2009/10/16
- 書籍
成功の反復に意味はない。その「安定志向」が会社を滅ぼす!
三年ぶりに社長に復帰した柳井氏が目にしたのは、かつてのベンチャースピリッツを忘れ、大企業病に冒された社内の現状だった――。ユニクロは、この「最大の危機」にいかに対峙し、世界一を目指す組織を作り上げていったのか? 経営トップが明かす悪戦苦闘の記録。前著『一勝九敗』から六年、待望の最新経営論!
目次
はじめに
第1章 安定志向という病
玉塚新体制へ託した成長
3年ぶりの社長復帰
売上反転期に挑んだこと
最初から安定成長はあり得ない
衣料品小売業界には将来性がある
復帰し掲げた「対処すべき課題」
企業経営はダメなら変える
ホッとした上場後初の減収減益決算
減収減益でも高収益を狙う
単品大量生産販売の手法の限界?
会社は放っておくと倒産する
ユニクロ中国事業での失敗と成功
海外進出時の成長の3段階
おいしいトマト、エフアール・フーズの失敗
フリースのあとはカシミヤで
セオリーへの投資、グループ化の理由
ナショナルスタンダードへの失敗投資
ユニクロは、低価格をやめます。
R&Dセンターが開発したスキニージーンズ
最悪だった2005年中間決算
どうしても必要な靴事業
ヨーロッパでの成長企業を探す
――2004年 新年の抱負――
3年ぶりの社長復帰
売上反転期に挑んだこと
最初から安定成長はあり得ない
衣料品小売業界には将来性がある
復帰し掲げた「対処すべき課題」
企業経営はダメなら変える
ホッとした上場後初の減収減益決算
減収減益でも高収益を狙う
単品大量生産販売の手法の限界?
会社は放っておくと倒産する
ユニクロ中国事業での失敗と成功
海外進出時の成長の3段階
おいしいトマト、エフアール・フーズの失敗
フリースのあとはカシミヤで
セオリーへの投資、グループ化の理由
ナショナルスタンダードへの失敗投資
ユニクロは、低価格をやめます。
R&Dセンターが開発したスキニージーンズ
最悪だった2005年中間決算
どうしても必要な靴事業
ヨーロッパでの成長企業を探す
――2004年 新年の抱負――
第2章 「第二創業」の悪戦苦闘
なぜ再度、社長をやろうと思ったか
経営者を育てるのは難しい
サラリーマン社会の浸透の果てに
坊ちゃん嬢ちゃん礼賛と物質至上主義
戦争を知らない世代の危険
自ら仕事の範囲を限定する愚行
自分の仕事は命令することだけ?
組織の肥大化は官僚制を生む
成功の復習に意味はない
日本企業最大の弱点は経営者
婦人服専門店キャビンの買収
生産部からはじめた業務改革
MD部門の見直し
売値の決まり方と値引きの考え方
SPAの強みは「金の鉱脈」の発見
SPAと生産調整
再ベンチャー化の本当の意味
グローバル化、グループ化の意義
経営の管理監督と執行は分離可能か
必要不可欠な社外取締役
「外資系企業に見える」は勘違い
企業の社会的責任(CSR)とは何か
どの会社でも不正は起こりうる
障がい者雇用への取り組み
瀬戸内オリーブ基金などのCSR活動
週4日のノー残業デー
改善途上の女性キャリア開発
――2005年 新年の抱負――
経営者を育てるのは難しい
サラリーマン社会の浸透の果てに
坊ちゃん嬢ちゃん礼賛と物質至上主義
戦争を知らない世代の危険
自ら仕事の範囲を限定する愚行
自分の仕事は命令することだけ?
組織の肥大化は官僚制を生む
成功の復習に意味はない
日本企業最大の弱点は経営者
婦人服専門店キャビンの買収
生産部からはじめた業務改革
MD部門の見直し
売値の決まり方と値引きの考え方
SPAの強みは「金の鉱脈」の発見
SPAと生産調整
再ベンチャー化の本当の意味
グローバル化、グループ化の意義
経営の管理監督と執行は分離可能か
必要不可欠な社外取締役
「外資系企業に見える」は勘違い
企業の社会的責任(CSR)とは何か
どの会社でも不正は起こりうる
障がい者雇用への取り組み
瀬戸内オリーブ基金などのCSR活動
週4日のノー残業デー
改善途上の女性キャリア開発
――2005年 新年の抱負――
第3章 「成功」は捨て去れ
再強化・再成長のための3つのエンジン
素材を生かした商品開発
なぜヒートテックは大ヒットしたか
アウターへと変貌したブラトップ
単なる異端か、それとも脅威か
先入観が自らの壁を作る
変わりゆくSPA
第三世代のSPAを目指す
理論・分析だけで売れる商品はつくれない
成功の方程式など存在しない
論理的思考と肌感覚
ユニクロ出店戦略の転換
初の大型店を心斎橋に
百貨店のシェアを奪い続ける洋服SPA
売り場でお客様を説得する
チラシはお客様へのラブレター
プラスになった銀座への出店
苦労した繁華街での商売
売れる店の店長ほど錯覚する
大型店は販売効率が落ちる
フロアごとに責任者はいらない
商業施設開発事業
――2007年 新年の抱負――
素材を生かした商品開発
なぜヒートテックは大ヒットしたか
アウターへと変貌したブラトップ
単なる異端か、それとも脅威か
先入観が自らの壁を作る
変わりゆくSPA
第三世代のSPAを目指す
理論・分析だけで売れる商品はつくれない
成功の方程式など存在しない
論理的思考と肌感覚
ユニクロ出店戦略の転換
初の大型店を心斎橋に
百貨店のシェアを奪い続ける洋服SPA
売り場でお客様を説得する
チラシはお客様へのラブレター
プラスになった銀座への出店
苦労した繁華街での商売
売れる店の店長ほど錯覚する
大型店は販売効率が落ちる
フロアごとに責任者はいらない
商業施設開発事業
――2007年 新年の抱負――
第4章 世界を相手に戦うために
ロッテと組んだ韓国への出店
成長が見込めるアジア市場
ニューヨークのグローバル旗艦店
先入観が商売の邪魔をする
低価格カジュアルブランド「ジーユー」
なぜ990円ジーンズだったのか
新しいシンボルマークに込めた意味
M&Aの目的と位置づけ
バーニーズは買えなくて幸運だった
ロンドン旗艦店は世界へ向けたショーケース
ファッション感度の高いフランスへ
ユニクロは「一人勝ち」ではない
本当の意味の女性活用とは
グループの企業理念「FR WAY」
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
――2008年 新年の抱負――
成長が見込めるアジア市場
ニューヨークのグローバル旗艦店
先入観が商売の邪魔をする
低価格カジュアルブランド「ジーユー」
なぜ990円ジーンズだったのか
新しいシンボルマークに込めた意味
M&Aの目的と位置づけ
バーニーズは買えなくて幸運だった
ロンドン旗艦店は世界へ向けたショーケース
ファッション感度の高いフランスへ
ユニクロは「一人勝ち」ではない
本当の意味の女性活用とは
グループの企業理念「FR WAY」
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
――2008年 新年の抱負――
第5章 次世代の経営者へ
H&M襲来は大歓迎
子会社3社統合は再生の第一歩
ジル・サンダーさんとのコラボレーション
30店舗分に相当するネット通販事業
「ユニクロック」の世界3大広告賞受賞
世界最高水準の経営者育成機関をつくる
必要となる200人の経営幹部
成功という名の失敗
会社は誰のためにあるか?
自身の経営を採点すれば
一零細企業がここまでこれた理由
次世代の経営者、起業家たちに向けて
――2009年 新年の抱負――
子会社3社統合は再生の第一歩
ジル・サンダーさんとのコラボレーション
30店舗分に相当するネット通販事業
「ユニクロック」の世界3大広告賞受賞
世界最高水準の経営者育成機関をつくる
必要となる200人の経営幹部
成功という名の失敗
会社は誰のためにあるか?
自身の経営を採点すれば
一零細企業がここまでこれた理由
次世代の経営者、起業家たちに向けて
――2009年 新年の抱負――
おわりに
巻末資料
FAST RETAILING WAY
(FRグループ企業理念)
FR WAYの解説
ファーストリテイリング主要年表
巻末資料
FAST RETAILING WAY
(FRグループ企業理念)
FR WAYの解説
ファーストリテイリング主要年表
書誌情報
読み仮名 | セイコウハイチニチデステサレ |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 240ページ |
ISBN | 978-4-10-464203-8 |
C-CODE | 0095 |
ジャンル | 産業研究 |
定価 | 1,540円 |
著者プロフィール
柳井正
ヤナイ・タダシ
1949(昭和24)年、山口県宇部市生れ。(株)ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ジャスコを経て、1972年、父親の経営する小郡商事に入社。1984年、カジュアルウェアの小売店「ユニクロ」の第1号店を広島市に出店し、同年社長に就任。1991(平成3)年に社名をファーストリテイリングに変更。1994年広島証券取引所に上場し、1997年東証第2部に上場。1999年2月には東証第1部に上場。2002年11月に一旦は代表取締役会長となるも、2005年9月、再び社長に復帰した。
判型違い(文庫)
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