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憑神

浅田次郎/著

1,650円(税込)

発売日:2005/09/22

  • 書籍

厄介な神様にとり憑かれた貧乏旗本・彦四郎。窮地に追い込まれた男の選んだ、真実の生きる道とは。

限りある命が虚しいのではない。限りある命ゆえに輝かしいのだ――時は幕末動乱の時代、貧乏旗本の次男の身ながら、その才を見込まれて大身の入婿となった彦四郎。だが、跡継ぎを授かったとたん離縁され、実家に出戻るはめに。ふとした気まぐれから、荒れ果てた祠を拝んだ彦四郎の前に現れたのは、神は神でも人に仇なす神だった……。

  • 舞台化
    憑神(2007年9月公演)
  • 映画化
    憑神(2007年6月公開)

書誌情報

読み仮名 ツキガミ
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-439402-9
C-CODE 0093
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 1,650円

著者プロフィール

浅田次郎

アサダ・ジロウ

1951(昭和26)年、東京生れ。1995(平成7)年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2007年『お腹召しませ』で司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で大佛次郎賞、2019(令和元)年に菊池寛賞をそれぞれ受賞した。『蒼穹の昴』『椿山課長の七日間』『薔薇盗人』『憑神』『夕映え天使』『赤猫異聞』『ブラック オア ホワイト』『母の待つ里』など多彩な作品があり、幅広い読者を獲得している。

判型違い(文庫)

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