人生の踏絵
1,540円(税込)
発売日:2017/01/24
- 書籍
もっと、人生を強く抱きしめなさい――。
人間の弱さ、悲しさを慰める講演集。初の活字化!
人生にも、日常生活にも、どんな時代にも〈踏絵〉はある。その踏絵を踏んでしまう人間はたくさんいるだろう。けれど、そんな弱い人間にこそ、神は忍び寄り、語りかけてくるのだから――。ハリウッドで映画化された不朽の傑作『沈黙』の創作秘話をはじめ、文学と宗教、人生の救済と奥深さを縦横に語る名講演集、初の活字化!
目次
人生にも踏絵があるのだから 『沈黙』が出来るまで
文学と宗教の谷間から
I 交響楽を鳴らしてくれるのが宗教
II 人が微笑する時
III 憐憫という業
IV 肉欲という登山口
V 聖女としてではなく
VI あの無力な男
II 人が微笑する時
III 憐憫という業
IV 肉欲という登山口
V 聖女としてではなく
VI あの無力な男
強虫と弱虫が出合うところ 『沈黙』から『侍』へ
本当の「私」を求めて
書誌情報
読み仮名 | ジンセイノフミエ |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 192ページ |
ISBN | 978-4-10-303523-7 |
C-CODE | 0095 |
ジャンル | 文学賞受賞作家 |
定価 | 1,540円 |
著者プロフィール
遠藤周作
エンドウ・シュウサク
(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。
判型違い(文庫)
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