新橋烏森口青春篇
482円(税込)
発売日:1991/05/29
- 文庫
偶然見た新聞の求人広告が、二十三歳のシーナマコトに新しい世界をひらいた。彼は友人たちとの共同下宿ぐらしとアルバイトの日々に別れを告げて、小さな業界新聞社に編集者として入社した。そこで出会った怪しく個性的な人物たち。そして、淡い恋の挫折と一人の女性との決定的な出会い……。明るくておかしくて、でも少しかなしい青春を描いた〈愛と勇気と闘魂〉の自伝的青春小説。
書誌情報
読み仮名 | シンバシカラスモリグチセイシュンヘン |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 288ページ |
ISBN | 978-4-10-144805-3 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | し-25-5 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 482円 |
著者プロフィール
椎名誠
シイナ・マコト
1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』『銀天公社の偽月』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『犬から聞いた話をしよう』『旅の窓からでっかい空をながめる』などの写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞した。
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