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英雄の書〔下〕

宮部みゆき/著

781円(税込)

発売日:2012/06/27

  • 文庫

待ち受ける幾つもの試練と驚異。旅路の果てに、少女は兄の驚くべき真実を知る。手に汗握るめくるめく冒険譚。

友理子は“印を戴く者(オルキャスト)”ユーリとなり、額の印に魔力を授かって無名の地から帰還した。兄を探して、彼女が次に向ったのは『エルムの書』発祥の地ヘイトランドだった。従者として連れ帰った無名僧ソラ、魔法でネズミに化身した赤い本アジュ、謎の“狼”アッシュも同行するが、旅先では幾つもの試練が待ち受けていた──。苛酷な冒険の果て、ユーリが知らされる驚愕の真実と本当の使命とは?

目次
第八章 灰の男
第九章 憎悪(ぞうお)と恐怖(きょうふ)の国
第十章 手がかりを追って
第十一章 告白
第十二章 大迷宮(めいきゅう)
第十三章 再会
第十四章 真実
エピローグ
初刊時あとがき

解説 縄田一男

書誌情報

読み仮名 エイユウノショ2
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 416ページ
ISBN 978-4-10-136934-1
C-CODE 0193
整理番号 み-22-24
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 781円

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著者プロフィール

宮部みゆき

ミヤベ・ミユキ

1960(昭和35)年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆の門』『小暮写眞館』『荒神』『この世の春』などがある。

大極宮 (外部リンク)

宮部みゆき 作家生活30周年記念特設サイト

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