青に候
692円(税込)
発売日:2009/09/29
- 文庫
- 電子書籍あり
義に生きる友がいる。凜とした女がいる。情熱と円熟、時代小説の新たな風。
神山佐平は、やむなき事情から家中の者を斬り、無断で江戸へ帰ってきた。わずか二年前に仕官したばかりだった。主君の死に始まる山代家の騒動はいまだ治まる気配を見せない。殿の愛妾となった幼なじみ、行方をくらました元藩士、朋輩の美しき妹、忍び寄る影。佐平は、己の進むべき道を見つけることができるのか。若々しい熱気と円熟した情感をたたえた、志水辰夫の新たなる代表作。
書誌情報
読み仮名 | アオニソウロウ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 464ページ |
ISBN | 978-4-10-134523-9 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | し-35-13 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
定価 | 692円 |
電子書籍 価格 | 770円 |
電子書籍 配信開始日 | 2016/04/01 |
著者プロフィール
志水辰夫
シミズ・タツオ
1936(昭和11)年、高知県生れ。1981年、『飢えて狼』でデビュー。巧みなプロットと濃密な文体で、熱烈なファンを獲得する。1986年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞を、1991(平成3)年『行きずりの街』で、日本冒険小説協会大賞を受賞する。さらに、2001年『きのうの空』で、柴田錬三郎賞を受賞。『青に候』『みのたけの春』『ラストラン』『つばくろ越え』『夜去り川』『疾れ、新蔵』『新蔵唐行き』など、多くの著書がある。
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