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港町食堂

奥田英朗/著

572円(税込)

発売日:2008/04/25

  • 文庫

嗚呼、奥田英朗よ、どこへ行く。土佐清水、五島列島、礼文島。そこで作家を待ち受けるのは、海の幸、ムカデ、美人ママ。ゆらり揺られて、寄港エッセイ!

旅はいい。感じる風がいつもとちがう。ただし、わたしは無精者である。誰かに背中を押してもらわないと出かけられないのだ――。旅雑誌の企画に乗り、さまざまな港町を船で訪れることになった作家・奥田英朗。その行く手には、美女と肴と小事件が待ち受けていた! 土佐清水、五島列島、牡鹿半島、佐渡島、ちょいと足を伸ばして釜山。笑い、毒舌、最後はしみじみの、寄港エッセイ。

目次
第一便 美人ママに叱られたい 高知・土佐清水篇
第二便 謎の生物VS.美人女医 五島列島篇
第三便 名もない小説家、ひとりたたずむ 宮城・牡鹿半島篇
第四便 N木賞などおかまいなし 韓国・釜山篇
第五便 食い意地のせいなのか? 日本海篇
第六便 極寒の孤島に閉じ込められて…… 稚内・礼文島篇

書誌情報

読み仮名 ミナトマチショクドウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-134471-3
C-CODE 0195
整理番号 お-72-1
ジャンル エッセー・随筆、文学賞受賞作家、歴史・地理・旅行記
定価 572円

著者プロフィール

奥田英朗

オクダ・ヒデオ

1959(昭和34)年、岐阜県生れ。プランナー、コピーライター、構成作家などを経験したのちに、1997(平成9)年『ウランバーナの森』で作家としてデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞を、2004年『空中ブランコ』で直木賞を受賞する。2007年『家日和』で柴田錬三郎賞を、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞した。『最悪』『マドンナ』『イン・ザ・プール』『東京物語』『サウスバウンド』『ララピポ』『噂の女』『沈黙の町で』『向田理髪店』『罪の轍』『コロナと潜水服』『リバー』など著書多数。『延長戦に入りました』『野球の国』『泳いで帰れ』『港町食堂』などのエッセイでも人気を博す。

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