ナニワ・モンスター
781円(税込)
発売日:2014/03/28
- 文庫
- 電子書籍あり
インフルエンザ・パニックに端を発する巨大な陰謀。“バチスタ”に連なる海堂尊サーガ、新章開幕! 浪速府知事(ドラゴン)&特捜部(カマイタチ)vs.霞が関。
浪速府で発生した新型インフルエンザ「キャメル」。致死率の低いウイルスにもかかわらず、報道は過熱の一途を辿り、政府はナニワの経済封鎖を決定する。壊滅的な打撃を受ける関西圏。その裏には霞が関が仕掛けた巨大な陰謀が蠢いていた――。風雲児・村雨弘毅(ドラゴン)府知事、特捜部のエース・鎌形雅史(カマイタチ)、大法螺吹き(スカラムーシュ)・彦根新吾。怪物達は、この事態にどう動く……。海堂サーガ、新章開幕。
目次
序章 砂漠 二〇〇五年三月
第一部 キャメル
#01 浪速診療所 二〇〇九年二月四日
#02 浪速市医師会 二〇〇九年二月四日
#03 水際防疫 二〇〇九年四月二十二日
#04 キャメル・パニック 二〇〇九年四月二十七日
#05 検疫官・喜国忠義 二〇〇九年四月二十八日
#06 レッセフェール・スタイル 二〇〇九年五月十日
#02 浪速市医師会 二〇〇九年二月四日
#03 水際防疫 二〇〇九年四月二十二日
#04 キャメル・パニック 二〇〇九年四月二十七日
#05 検疫官・喜国忠義 二〇〇九年四月二十八日
#06 レッセフェール・スタイル 二〇〇九年五月十日
第二部 カマイタチ
#07 特捜部エース、西へ 二〇〇八年六月十八日
#08 電光石火 二〇〇八年十月十七日
#09 不祥事ルーレット 二〇〇八年十月二十一日
#10 不可視陰謀 二〇〇八年十月三十日
#11 検察の正義 二〇〇八年十月三十一日
#08 電光石火 二〇〇八年十月十七日
#09 不祥事ルーレット 二〇〇八年十月二十一日
#10 不可視陰謀 二〇〇八年十月三十日
#11 検察の正義 二〇〇八年十月三十一日
第三部 ドラゴン
#12 舎人町の心臓 二〇〇九年五月十三日
#13 東北の巨人 二〇〇九年五月十三日
#14 日本三分の計 二〇〇九年五月十四日
#15 桜宮岬 二〇〇九年五月十五日
#16 ナニワ・ドラゴン 二〇〇九年五月十五日
#13 東北の巨人 二〇〇九年五月十三日
#14 日本三分の計 二〇〇九年五月十四日
#15 桜宮岬 二〇〇九年五月十五日
#16 ナニワ・ドラゴン 二〇〇九年五月十五日
終章 両雄並び立たず 二〇〇九年六月
解説 津田大介
書誌情報
読み仮名 | ナニワモンスター |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 432ページ |
ISBN | 978-4-10-133313-7 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | か-57-3 |
ジャンル | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 781円 |
電子書籍 価格 | 1,100円 |
電子書籍 配信開始日 | 2019/05/31 |
著者プロフィール
海堂尊
カイドウ・タケル
1961(昭和36)年、千葉県生れ。医学博士。外科医、病理医を経て、現在は重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長。2005(平成17)年、『チーム・バチスタの栄光』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、翌年、作家デビュー。確かな医学知識に裏打ちされたダイナミックなエンターテインメント作品で、読書界に旋風を巻き起こす。2008年、『死因不明社会』で、科学ジャーナリスト賞受賞。他の著書に『ジェネラル・ルージュの凱旋』『イノセント・ゲリラの祝祭』『ケルベロスの肖像』『極北ラプソディ』『スリジエセンター1991』『輝天炎上』『ジーン・ワルツ』『マドンナ・ヴェルデ』『ガンコロリン』『ほんとうの診断学』などがある。
判型違い(単行本)
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