蒼き信長〔上〕
649円(税込)
発売日:2012/11/28
- 文庫
金と力、ただそれだけが欲しい――。苛烈を極める血の相克! 若き信長の知られざる危難。
守護代本家の被官でありながら尾張統一の野望を抱く織田信秀。その寵愛を一身に受け、嫡男信長は武芸に秀でた青年へと成長する。だが、実弟・信勝への家督相続を画策する母・政子の策略により、父との関係が悪化。単身城を飛び出した信長は牢人らと徒党を組み、奇抜な格好で闊歩して「うつけ」と呼ばれ嫌厭されるようになる。知られざる信長の青春を描き切った本格歴史小説。
目次
第一章 仁義なき信秀
第二章 三河を盗(と)れ
第三章 強敵道三(どうさん)
第四章 見果てぬ夢
第五章 反抗と放浪
第六章 春の船出
第七章 凄(すさ)まじき男
第二章 三河を盗(と)れ
第三章 強敵道三(どうさん)
第四章 見果てぬ夢
第五章 反抗と放浪
第六章 春の船出
第七章 凄(すさ)まじき男
書誌情報
読み仮名 | アオキノブナガ1 |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 368ページ |
ISBN | 978-4-10-130523-3 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | あ-35-12 |
ジャンル | 歴史・時代小説、文学賞受賞作家 |
定価 | 649円 |
著者プロフィール
安部龍太郎
アベ・リュウタロウ
1955(昭和30)年、福岡生れ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990(平成2)年、日本全史を網羅した短編集『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、2013年『等伯』で直木賞を受賞。他の著書に『名将の法則』『生きて候』『天下布武』『恋七夜』『下天を謀る』『蒼き信長』『レオン氏郷』『義貞の旗』『おんなの城』などがある。
関連書籍
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る