天涯の船〔下〕
781円(税込)
発売日:2005/12/22
- 文庫
- 電子書籍あり
ほとばしる想い、千尋の波間を漂う二つの魂。世界を巻き込む大戦、震災、不況、激動の時代を駆け抜ける大人の純愛ロマン。「まさに感動の一冊!」――児玉清氏
実業家として成功した光次郎は、造船業でも名をあげ、片やミサオは、戦時下のヨーロッパで子爵夫人の地位を守る。時を経て二人は再び出会い、光次郎はミサオの導きで精力的に絵画収集に乗り出す。夢を追いかける男、苦難を乗り越えた女。いまなお胸に秘め続ける、互いへの想いが遂げられる日は来るのか。二つの大戦のはざま、時代の波に翻弄されながらも、希望を失わなかった愛の絆。
書誌情報
読み仮名 | テンガイノフネ2 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 512ページ |
ISBN | 978-4-10-129616-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | た-51-6 |
ジャンル | 文芸作品、歴史・時代小説 |
定価 | 781円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/03/24 |
著者プロフィール
玉岡かおる
タマオカ・カオル
1956(昭和31)年、兵庫県生れ。神戸女学院大学文学部卒。1987(昭和62)年、『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し、作家デビュー。2009(平成21)年、『お家さん』で織田作之助賞受賞。2022(令和4)年、『帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門』で新田次郎文学賞、舟橋聖一文学賞受賞。主な著書に『銀のみち一条』『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々』『天平の女帝 孝謙称徳』『花になるらん 明治おんな繁盛記』『春いちばん 賀川豊彦の妻ハルのはるかな旅路』など。
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