百年前の山を旅する
693円(税込)
発売日:2013/12/25
- 文庫
古地図を読み取り、藪をかき分け、道なき古道を探す。古典的で最先端の登山。テントもコンロも燃料もなし。米と味噌だけでサバイバル山行!
「鯖街道」と呼ばれる若狭から京都へと続く山道。担ぎ屋は灯りも持たず一昼夜で駆け抜けたという。著者は現在のルートより短距離で一直線だが、はるかに急峻な古道を探し、テントも燃料も持たず、草鞋を履きその道を辿る。現代の山行はテクノロジーの進化で、自然と闘い、溶け込む、本来の行為から遠くなった。奥多摩、北アルプス、奥秩父──登山の原点を見つめたサバイバル紀行。
目次
過去とシンクロする未来
奥多摩・笹尾根縦走
一〇〇年前の装備で山に入る
奥秩父・笛吹川東沢溯行
日本に沢登りが生まれた日
北アルプス・奥穂高岳南稜登攀
ウェストンの初登攀をたどる
若狭~京都北山・小浜街道針畑越
鯖街道を一昼夜で駆け抜ける
北アルプス・白馬岳主稜登攀
「ある登攀」を追いかけて
北アルプス・小川温泉~鹿島槍ヶ岳
黒部奥山廻りの失われた道
北アルプス・鹿島槍ヶ岳北壁登攀~八峰キレット縦走
火を持ち歩くということ
奥多摩・笹尾根縦走
一〇〇年前の装備で山に入る
奥秩父・笛吹川東沢溯行
日本に沢登りが生まれた日
北アルプス・奥穂高岳南稜登攀
ウェストンの初登攀をたどる
若狭~京都北山・小浜街道針畑越
鯖街道を一昼夜で駆け抜ける
北アルプス・白馬岳主稜登攀
「ある登攀」を追いかけて
北アルプス・小川温泉~鹿島槍ヶ岳
黒部奥山廻りの失われた道
北アルプス・鹿島槍ヶ岳北壁登攀~八峰キレット縦走
火を持ち歩くということ
あとがき
文庫のためのあとがき
協力者・初出一覧
参考文献
解説 角幡唯介
文庫のためのあとがき
協力者・初出一覧
参考文献
解説 角幡唯介
書誌情報
読み仮名 | ヒャクネンマエノヤマヲタビスル |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 248ページ |
ISBN | 978-4-10-125321-3 |
C-CODE | 0175 |
整理番号 | は-58-1 |
ジャンル | エッセー・随筆、登山・ハイキング |
定価 | 693円 |