草原の記
649円(税込)
発売日:1995/09/29
- 文庫
- 電子書籍あり
史上空前の大帝国をつくりだしたモンゴル人は、いまも高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満洲・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凜々しくモンゴルの草原に立つその女性をとおし、遊牧の民の歴史を語り尽くす、感動の叙事詩。
書誌情報
読み仮名 | ソウゲンノキ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 240ページ |
ISBN | 978-4-10-115237-0 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | し-9-37 |
ジャンル | エッセー・随筆、評論・文学研究、文学賞受賞作家、歴史読み物、歴史・地理・旅行記、ビジネス・経済 |
定価 | 649円 |
電子書籍 価格 | 528円 |
電子書籍 配信開始日 | 2015/05/01 |
著者プロフィール
司馬遼太郎
シバ・リョウタロウ
(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。
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