
樅ノ木は残った〔上〕
825円(税込)
発売日:2003/02/19
- 文庫
- 電子書籍あり
詳細な注解、家系図、臨場感溢れる地図が付いた! 今こそ読みたい、新・山本周五郎。
仙台藩主・伊達綱宗は幕府から逼塞を命じられた。放蕩に身を持ち崩したからだという。明くる夜、藩士四名が「上意討」の名の下に次々と斬殺される。疑心暗鬼に陥り混乱を来す藩政に乗じて権勢を増す、仙台藩主一族・伊達兵部と幕府老中・酒井雅楽頭。その謀略を見抜いた宿老の原田甲斐はただひとり、藩を守る決意をする。
書誌情報
読み仮名 | モミノキハノコッタ01 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 澁澤卿/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 480ページ |
ISBN | 978-4-10-113464-2 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | や-3-1 |
ジャンル | 文学賞受賞作家 |
定価 | 825円 |
電子書籍 価格 | 693円 |
電子書籍 配信開始日 | 2012/06/01 |
著者プロフィール
山本周五郎
ヤマモト・シュウゴロウ
(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
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