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おごそかな渇き

山本周五郎/著

825円(税込)

発売日:1971/01/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

長年対面しつづけた宗教的課題を取り上げ、“現代の聖書”として世に問うべく構想を練りながらも絶筆となった現代小説「おごそかな渇き」。ほかに“下町もの”の傑作「かあちゃん」「将監さまの細みち」「鶴は帰りぬ」、“武家もの”の名品「紅梅月毛」「野分」「蕭々十三年」、“こっけいもの”の「雨あがる」、“メルヘン調の「あだこ」「もののけ」と、周五郎文学のさまざまな魅力を一冊に収めた。

  • テレビ化
    火曜ドラマ 山本周五郎時代劇 武士の魂(2017年4月放映)
目次
蕭々十三年
紅梅月毛
野分
雨あがる
かあちゃん
将監さまの細みち
鶴は帰りぬ
あだこ
もののけ
おごそかな渇き

解説 木村久邇典

書誌情報

読み仮名 オゴソカナカワキ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 496ページ
ISBN 978-4-10-113415-4
C-CODE 0193
整理番号 や-2-15
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 825円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2012/06/01

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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