学生との対話
605円(税込)
発売日:2017/01/28
- 文庫
- 電子書籍あり
学生向けの講義とその後の質疑応答。学ぼうとする者への小林の優しさが胸を打つ。
さあ、何でも聞いて下さい――。小林秀雄は昭和36年から53年にかけて、雲仙、阿蘇など九州各地で五度、全国から集った学生達に講義を行い、終了後一時間程、質疑に応えていた。学生の鋭い問いに、時には厳しく、時には悩みながら、しかし一貫して誠実に応じた。本書はその伝説の講義の文字起こし二編、決定稿一編、そして質疑応答のすべてを収録。小林の学生に対する優しい視線が胸を打つ一巻。
目次
はじめに
講義 文学の雑感
講義 信ずることと知ること
講義「現代思想について」後の学生との対話
講義「常識について」後の学生との対話
講義「文学の雑感」後の学生との対話
講義「信ずることと考えること」後の学生との対話
講義「感想―本居宣長をめぐって―」後の学生との対話
信ずることと知ること
講義 信ずることと知ること
講義「現代思想について」後の学生との対話
講義「常識について」後の学生との対話
講義「文学の雑感」後の学生との対話
講義「信ずることと考えること」後の学生との対話
講義「感想―本居宣長をめぐって―」後の学生との対話
信ずることと知ること
小林秀雄先生と学生たち 國武忠彦
問うことと答えること 池田雅延
問うことと答えること 池田雅延
書誌情報
読み仮名 | ガクセイトノタイワ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
雑誌から生まれた本 | 新潮から生まれた本 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 240ページ |
ISBN | 978-4-10-100711-3 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | こ-6-11 |
ジャンル | 哲学・思想、思想・社会 |
定価 | 605円 |
電子書籍 価格 | 539円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/07/21 |
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著者プロフィール
小林秀雄
コバヤシ・ヒデオ
(1902-1983)東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。2002(平成14)年から2005年にかけて、新字体新かなづかい、脚注付きの全集『小林秀雄全作品』(全28集、別巻4 )が刊行された。
国民文化研究会
コクミンブンカケンキュウカイ
新潮社
シンチョウシャ
判型違い(単行本)
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