リスは、なにげない話が好きだった。
どうでもいいような、だいじな話が。
ブナの樹のうえに暮らす忘れっぽいリス。知っていることが多すぎて頭の重いアリ。始終たずねてきてはあちこち壊す不器用なゾウ。思いとどまってばかりのイカ。
自分の吠え声がこわくなったライオン。小さいことばかり考えているカブトムシ。
自分がヘンかどうかいつも気にしているタコ。
あなたに似た、
悩めるどうぶつがきっといる。
『きげんのいいリス』特製ポストカード(5枚組)読者プレゼント
終了しました
【100名様に当たります】
書籍『きげんのいいリス』の帯についている応募券をはがきに貼ってお送りください。
締切は2018年6月30日(当日消印有効)です。
詳しい応募方法は本書の帯をご覧ください。
祖敷大輔さんによるオリジナルカラーイラストです。
著者プロフィール
トーン・テレヘンTellegen,Toon
1941年、医師の父とロシア生まれの母のもと、オランダ南部の島に誕生。ユトレヒト大学で医学を修め、ケニアでマサイ族の医師を務めたのちアムステルダムで開業医に。1984年、幼い娘のために書いたどうぶつたちの物語『一日もかかさずに』を刊行。以後、どうぶつを主人公とする本を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。オランダ出版界と読者の敬愛を一身に集めている。『ハリネズミの願い』で2017年本屋大賞翻訳小説部門受賞。おもな作品に『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』。
長山さきナガヤマ・サキ
1963年神戸生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了。文化人類学を学ぶ。1987年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学。以後オランダに暮らし、2023年12月現在アムステルダム在住。訳書にトーン・テレヘン『ハリネズミの願い』『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』、ハリー・ムリシュ『天国の発見』『襲撃』、ペーター・テリン『身内のよんどころない事情により』、サンダー・コラールト『ある犬の飼い主の一日』ほか。
著者プロフィール
トーン・テレヘンTellegen,Toon
1941年、医師の父とロシア生まれの母のもと、オランダ南部の島に誕生。ユトレヒト大学で医学を修め、ケニアでマサイ族の医師を務めたのちアムステルダムで開業医に。1984年、幼い娘のために書いたどうぶつたちの物語『一日もかかさずに』を刊行。以後、どうぶつを主人公とする本を50作以上発表し、文学賞を多数受賞。オランダ出版界と読者の敬愛を一身に集めている。『ハリネズミの願い』で2017年本屋大賞翻訳小説部門受賞。おもな作品に『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』。
長山さきナガヤマ・サキ
1963年神戸生まれ。関西学院大学大学院修士課程修了。文化人類学を学ぶ。1987年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学。以後オランダに暮らし、2023年12月現在アムステルダム在住。訳書にトーン・テレヘン『ハリネズミの願い』『きげんのいいリス』『キリギリスのしあわせ』『おじいさんに聞いた話』、ハリー・ムリシュ『天国の発見』『襲撃』、ペーター・テリン『身内のよんどころない事情により』、サンダー・コラールト『ある犬の飼い主の一日』ほか。