コミックス第4巻と同時発売となる、『プリニウス 完全ガイド』。「とりマリの聖地巡礼紀行」から、貴重なマンガ合作のプロセス、出口治明氏、青柳正規氏、本村凌二氏といった識者と語る古代ローマ世界の魅力、そして夏目房之介氏や小野耕世氏による「プリニウス論」まで、「プリニウスの世界」をより深く知るため、必携の一書!
現在、「新潮45」誌にて絶賛連載中ですが、最新刊となるコミックス第4巻の発売が、6月9日に決定いたしました! 「人類史上屈指の知識情報革命を起こした巨人にして変人」であるプリニウス。第4巻はというと、ポンペイで大地震に遭遇したプリニウス一行。その頃、帝都ローマでは、稀代の妖婦ポッパエアがネロ帝をそそのかして大事件が......!? 現在、鋭意製作中。また第4巻発売と同時に「お楽しみ」もご用意しています。乞うご期待!
『プリニウス』の作者のひとりであるヤマザキマリさんが、芸術選奨文部科学大臣新人賞をメディア芸術部門で受賞されました!
その選考理由を以下に抜粋します。
「10代の頃から日本を飛び出し、イタリア・シリア・ポルトガル・アメリカなどでの生活経験から、世界を視座にした創作を続ける。古代ローマと日本を強引に風呂好きというだけで結び付けた、怪作「テルマエ・ロマエ」で名を上げた氏が今、目を付けているのは、人類史上屈指の知識情報革命を起こした2大巨人にして変人、「スティーブ・ジョブズ」と「プリニウス」。この慧眼(けいがん)には恐れ入った。片や評伝原作付、片や共作者ありといいながらも、出版関係者や読者を知的興奮の渦に巻き込んでいるのは、ほかならぬ氏の地球人類としての実体験に基づいた、探究の衝動ではないか!? 作品の国際的な評価だけでなく、グローバルに通じるオピニオン・リーダーとしてのマンガ家がいよいよ登場したことにワクワクする。」
おめでとうございます!
『プリニウス』第3巻の電子版が12月11日より配信開始されます。
スマホやタブレット、電子書籍端末からのご購入はこちらのサイトからどうぞ。
9月19日土曜日15:00より、東京・神田神保町の「日本マンガ塾」にて、ヤマザキマリ、とり・みき両氏によるトークライブが開催されます、お申込みは9月10日まで。詳細はこちらで確認ください。http://mangajuku.jp/event.html