━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 考える人 メールマガジン 2019年6月13日号(No. 819) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆アクセスランキング 今週もっともよく読まれた記事は? ☆連載開始! 日々野鮎美「山と食欲と私 日々野鮎美の山歩き日誌」 「平成ベストテン」 ☆最新記事一覧 この一週間で掲載された記事をご紹介します ☆編集長のお気に入り 内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』 ━ アクセスランキング ━━━━━━━━━ ■第1位 「たいせつな本――とっておきの10冊」 小説家・町屋良平が選ぶ「はじめて文章を読むときのように読みたい10冊」 各界で活躍する方々によるリレー書評の連載が始まりました。今回は新芥川賞作 家が選んでくださったバラエティ豊かな10作。日本文学、海外文学、Webでしか 読めない作品、古典も批評もあります。 https://kangaeruhito.jp/article/6310 ■第2位 三品輝起「雑貨の終わり」 べつのポートランドで こちらも新連載、東京・西荻窪の雑貨店「FALL」店主で、単行本『すべての雑貨』 でも注目を集めた著者によるエッセイです。第1回は日本でもブームを巻き起こ したポートランドという街をめぐる回想と省察です。 https://kangaeruhito.jp/article/6315 ■第3位 若菜晃子「おかしなまち、おかしなたび」 秦野 その2 旅先で出会った、その土地に根付く可愛い「地元菓子」を紹介する好評連載。今 回は秦野の落花生や、色とりどりのあんだんごが登場します。 https://kangaeruhito.jp/article/7330 ━ 連載開始! ━━━━━━━━━━━━━ ★日々野鮎美 イラスト・監修 信濃川日出雄 「山と食欲と私 日々野鮎美の山歩き日誌」 90万部突破の大人気漫画『山と食欲と私』による公式登山ガイドの連載が始まり ました。主人公の鮎美は27歳の会社員で、「山ガール」と呼ばれたくない自称 「単独登山女子」。美味しい食材をリュックにつめて、今日も一人山を登ります (たまには友人や同僚と登ることもありますが)。そんな鮎美が実際に歩いたオ ススメの山を、写真とイラスト付で紹介します。山でご飯を食べる幸せもお裾分 け、山歩き初心者も山登り好きも、さあ、山へ出かけよう! https://kangaeruhito.jp/article/7240 ★平成ベストテン 平成30年間のベスト10は何か? 映画を山根貞男さん、アートを椹木野衣さん、演劇を和久田賴男さん、クラシッ ク音楽を片山杜秀さん、Jポップを佐々木敦さん、建築を五十嵐太郎さん、と6 つの世界の第一人者に選んでいただきました。平成最後に刊行された文芸誌「新 潮」2019年5月号から転載して6日連続公開します。建築は「新潮」初出時には掲 載されなかった、五十嵐太郎さん撮影の建築ベスト10写真つきです。 http://kangaeruhito.jp/article/7627 ━ 最新記事一覧 ━━━━━━━━━━━━ ■「考える四季」(6/7) 西崎憲「日本翻訳大賞――駅・港・空港」 今年で5回目を迎えた日本翻訳大賞。世界の文学と日本の翻訳の最前線に光を当 て、また候補作の推薦から授賞式まで、海外文学ファンの集うコミュニティとし ても注目されています。発起人の西崎憲さんに改めて綴っていただきました。 https://kangaeruhito.jp/article/7051 ■大高郁子「考える猫のその日暮らし」(6/10) 毛玉遊び 関東地方は梅雨入りしましたが、子猫スミチは毎日元気。今日はなにをしてるの かな? https://kangaeruhito.jp/article/7180 ■「平成ベストテン」(6/11) 山根貞男「平成日本映画ベストテン」 平成30年間のベスト10は何か? 映画、アート、演劇、建築、クラシック、Jポ ップの各ジャンルの第一人者に書いていただきました。6日連続掲載。最初にお 届けするのは山根貞男さんによる「映画」。 https://kangaeruhito.jp/article/7627 ■「平成ベストテン」(6/12) 和久田賴男「平成演劇ベストテン」 平成30年間の各界のベスト10をそれぞれの第一人者に挙げていただく企画「平成 ベストテン」、第2回は〈演劇〉について、和久田頼男さんにご紹介いただきま す。 http://kangaeruhito.jp/article/7594 ■日々野鮎美/イラスト・監修 信濃川日出雄「山と食欲と私 日々野鮎美の山 歩き日誌」(6/13) 山頂でのご飯、下山して甘いもの 汗を流すなら温泉! いいとこどりの高尾山 デビュー 90万部突破の大人気漫画『山と食欲と私』による公式登山ガイドの連載スタート ! 主人公の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれたくない自称「単独登山女子」 (27歳)。登山はもちろん、山ごはんも楽しむ鮎美がオススメの山をご紹介。今 回は高尾山! https://kangaeruhito.jp/article/7240 ■沖田瑞穂「インドの神話世界」(6/13) 15 三つの機能のすべてと関わる「杯」の伝承を追う 日本の三種の神器と似た、三点一組の宝物にまつわる話がたくさんあるという、 インド=ヨーロッパ語族の神話。その中でもとくに「釜」「皿」「杯」といった 「容器」についてご紹介します。 https://kangaeruhito.jp/article/7288 ■「平成ベストテン」(6/13) 片山杜秀「平成クラシックベストテン」 平成30年間の各界のベスト10をそれぞれの第一人者に挙げていただく企画「平成 ベストテン」、〈クラシック〉については片山杜秀さんにご紹介いただきます。 https://kangaeruhito.jp/article/7642 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 編集長のお気に入り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』 『世界屠畜紀行』や『飼い喰い 三匹の豚とわたし』、『身体のいいなり』で知 られる文筆家、イラストレーターの最新ノンフィクションです。ネットで知り合 った男性と交際し、8か月後、別れ話からその男がストーカー化していく姿を追 っています。 今までとまったく違うテーマを扱っているようですが、自分の体験と、調べたこ とが並列に描かれ、その主観と客観が入り混じる感触は、『飼い喰い 三匹の豚 とわたし』と似ているのかもしれない、とも思いました。恋人として知っていた はずの男に前科があったり、偽名だったりとか、著者に起きたことを追体験でき るので、想像していた以上に、強烈なものを読んでいる気持ちになります。また、 生きることに付きまとう寂しさみたいなものが正直に書かれている、内澤さんの 文章に惹かれます。 内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』 https://amzn.to/2WWwxN8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■考える人 https://kangaeruhito.jp/ ■Facebook https://www.facebook.com/Kangaeruhito/ ■Twitter https://twitter.com/KangaeruS Copyright (c) 2019 SHINCHOSHA All Rights Reserved. 発行 (株)新潮社 〒162-8711 東京都新宿区矢来町71 新潮社ホームページURL https://www.shinchosha.co.jp/ メールマガジンの登録・退会 https://www.shinchosha.co.jp/mailmag/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |