イタリアからの手紙
2,090円(税込)
発売日:2003/08/29
- 書籍
リストランテと美術館巡りだけでは分らないイタリアに触れる、24通の便り。
永遠の都ローマ、哀愁のヴェネツィア、泥棒が闊歩するナポリ、カトリック寺院の鮮やかな色彩、社会に根を張るマフィア、そして芳醇なワインのような地中海……かの地の歴史、風土、そして人間に知悉した著者が綴る、イタリアの真実と魅力を余すところなく伝えたエッセイ集。活字が大きく読みやすい新装版になりました。
書誌情報
読み仮名 | イタリアカラノテガミ |
---|---|
発行形態 | 書籍 |
判型 | A5判変型 |
頁数 | 224ページ |
ISBN | 978-4-10-309628-3 |
C-CODE | 0022 |
ジャンル | エッセー・随筆 |
定価 | 2,090円 |
著者プロフィール
塩野七生
シオノ・ナナミ
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006 年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008ー2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2011年、「十字軍物語」シリーズ全4冊完結。2013年、『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上・下)を刊行。2017年、「ギリシア人の物語」シリーズ全3巻を完結させた。
判型違い(文庫)
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る